著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
『荘子』はすこぶる面白い。読んでいると、世の中の「常識」という桎梏から解放される。二千年以上前から伝わるこの本は、今に生きる「心の自由」のための哲学なのだ。そしてその思想は、禅の考え方にも深く沁み込んでいる。…あらゆる価値や尺度からまったき自由を獲得した稀代の思想家の、非常識で魅力的な言語世界を味わい、「遊」の世界へ読者をいざなう。
関連記事
収録内容
1 | 「むずむず」からの旅立ち |
2 | 荘子と禅の接近 |
3 | 坐忘と心斎 |
4 | 夢みぬ人の夢 |
5 | 道と徳、そして性と命 |
6 | 禅的「無」の系譜 |
7 | 渾沌王子、登場 |
8 | 和して唱えず |
9 | 運りて積まず |
10 | デクノボーと「ご神木」〔ほか〕 |