本/雑誌
記憶の地層を掘る アジアの植民地支配と戦争の語り方
今井昭夫/編著 岩崎稔/編著 生井英考/ほか〔著〕
2860円
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発売日 | 2010/10/28 発売 |
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商品説明
痛みに満ちた集合的記憶を、いま精緻にときほぐす。アジア太平洋戦争期の占領と、再植民地化、抵抗と独立戦争、内戦と解放-積み重ねられた各層の記憶からの問いを、ポストコロニアルなリアリティとして考察する。
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収録内容
1 | はじめに 記憶の地層を掘るということ |
2 | 1「敗者」と「勝者」の戦争の記憶-アメリカとベトナム(「アメリカの戦争」の記憶-ヴェトナム戦争をめぐって |
3 | 歴史の力か、歴史の重荷か-ベトナムにおける「戦争の記憶」の構図 ほか) |
4 | 2 記憶の地層に分け入る-ベトナム戦争文学の深層(戦争を再記憶化する作法-ある戦中作家の戦後の軌跡 |
5 | ベトナム戦争とヴァン・レーを読む韓国の視線 ほか) |
6 | 3 「南洋」における戦争と占領の記憶(記憶の快楽と感情記憶の貸借表-『日本占領下のインドネシア』展をめぐる混乱と教訓 |
7 | オランダの植民地の過去とポスト・コロニアルの倫理 ほか) |