あぶさん 73 (ビッグコミックス)

酒とバットをひっさげて一打席に命を燃やす景浦安武の代打屋人生。あらゆる世代を魅了する超ベストセラー。
シーズンオフも、あぶの周りには話題が事欠かない。移籍の噂や、はたまた俳優として映画に出演する話も飛び出して……。

<あらすじ>
テレビ福岡の新春特番「我ら楽しか仲間達」のテーマは"長寿"。収録に顔をそろえたのは、あぶと秋山(ダイエー)、そして111歳の現役作家・武藤ワカの3人だ。旧知の間柄であるあぶとワカのエピソードが披露されて大いに盛り上がるが、実は3人は複雑な思いを抱えて収録に臨んでいた…(第1話)。▼あぶと景虎、満の3人は、あぶが毎年訪れる芝温泉の"恋の宿"にやってきた。宿に着いた翌朝、トレーニングを終えてくつろいでいたところへ、満あてに電話がかかってきた。所属チームの阪神からの知らせで、なんと近鉄へのトレードが決まったという。景虎・満の黄金バッテリー誕生を喜ぶ3人。その夜、温泉に意外な人物が訪れる…(第2話)。

<登場人物>
景浦安武(通称あぶ。ダイエーホークスの選手で、大酒飲み)
景虎(2、7、8、9話)、サチ子(3、4、7、8話)、夏子(7、8話)、虎次郎(3、4話)