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商品説明
昭和20年、日本にやってきた占領軍は、何千という文字を使いこなさなければならない漢字を「民主主義」の障害と考え、国語のローマ字表記を提案した。その後、漢字の使用を制限した「当用漢字表」、使用の目安へと転換した「常用漢字表」を経て、29年ぶりに刷新される「改定常用漢字表」まで、「書く」文字から「打つ」文字となった変遷を辿る日本語論。
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収録内容
1 | 第1章 終戦と漢字(国語ローマ字化への模索 |
2 | 当用漢字表の制定 |
3 | それからの当用漢字表-「別表」と「音訓表」) |
4 | 第2章 常用漢字表への道のり(人名用漢字の制定 |
5 | それからの「当用漢字表」 |
6 | 表音派と表意派の対立 |
7 | 常用漢字表の制定) |
8 | 第3章 「書く」時代から「打つ」時代へ(機械で書けない文字 |
9 | 「〓(おう)」と「鴎」-表外字の字体 |
10 | 表外漢字字体表) |
11 | 第4章 「常用漢字表」の改定(「己」と「巳」は同じか |
12 | 「改定常用漢字表」における目安) |
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