本/雑誌

文化を転位させる アイデンティティ・伝統・第三世界フェミニズム (サピエンティア)

ウマ・ナーラーヤン 塩原良和 川端浩平 冨澤かな 濱野健 山内由理子

4290円
ポイント 1% (42p)
発売日 2010/11/27 発売
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仕様

商品番号NEOBK-892369
JAN/ISBN 9784588603143
メディア 本/雑誌
販売法政大学出版局
ページ数 335

商品説明

境界を越えた対話のために。西洋の女性が殴られると家庭内暴力といわれるのに、第三世界の女性が殴られるとなぜ文化のせいにされるのか。

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    収録内容

    1 第1章 文化に異議を申し立てる-「西洋化」、自らの文化への敬意、第三世界フェミニストたち(母語で発話し、そして沈黙すること
    2 歴史の重み-植民地主義、ナショナリズム、フェミニズム、「西洋化」 ほか)
    3 第2章 「第三世界の伝統」に歴史性と政治性を取り戻すために-「コロニアリスト・スタンス」と現代のサティー論(宣教師の立ち位置の限界性-メアリー・デイリーの「インドのサティー」論における「コロニアリスト・スタンス」
    4 「伝統」としてのサティー-植民地における伝統形成のポリティクス ほか)
    5 第3章 クロス・カルチュラルなつながり、越境、そして「文化による死」-インドのダウリー殺人と米国のドメスティック・バイオレンス殺人を考える(フェミニズム運動、国内の文脈、フェミニストの取り組みが「できるまで」
    6 クロス・カルチュラルな理解の試みが「ない」結果 ほか)
    7 第4章 鏡の向こうの暗闇-使者・鏡・真の当事者という先入観(第三世界フェミニストと西洋の憂慮-「人類学的視点」との対決
    8 「豊かな文化」による接近と「使者」の立ち位置 ほか)
    9 第5章 文化を食べる-編入、アイデンティティ、インド料理(カレーを食べる、インドを食べる
    10 インド人を取り込み、英国を食わせる ほか)

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