本/雑誌
文化を転位させる アイデンティティ・伝統・第三世界フェミニズム (サピエンティア)
ウマ・ナーラーヤン 塩原良和 川端浩平 冨澤かな 濱野健 山内由理子
4290円
ポイント | 1% (42p) |
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発売日 | 2010/11/27 発売 |
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商品説明
境界を越えた対話のために。西洋の女性が殴られると家庭内暴力といわれるのに、第三世界の女性が殴られるとなぜ文化のせいにされるのか。
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収録内容
1 | 第1章 文化に異議を申し立てる-「西洋化」、自らの文化への敬意、第三世界フェミニストたち(母語で発話し、そして沈黙すること |
2 | 歴史の重み-植民地主義、ナショナリズム、フェミニズム、「西洋化」 ほか) |
3 | 第2章 「第三世界の伝統」に歴史性と政治性を取り戻すために-「コロニアリスト・スタンス」と現代のサティー論(宣教師の立ち位置の限界性-メアリー・デイリーの「インドのサティー」論における「コロニアリスト・スタンス」 |
4 | 「伝統」としてのサティー-植民地における伝統形成のポリティクス ほか) |
5 | 第3章 クロス・カルチュラルなつながり、越境、そして「文化による死」-インドのダウリー殺人と米国のドメスティック・バイオレンス殺人を考える(フェミニズム運動、国内の文脈、フェミニストの取り組みが「できるまで」 |
6 | クロス・カルチュラルな理解の試みが「ない」結果 ほか) |
7 | 第4章 鏡の向こうの暗闇-使者・鏡・真の当事者という先入観(第三世界フェミニストと西洋の憂慮-「人類学的視点」との対決 |
8 | 「豊かな文化」による接近と「使者」の立ち位置 ほか) |
9 | 第5章 文化を食べる-編入、アイデンティティ、インド料理(カレーを食べる、インドを食べる |
10 | インド人を取り込み、英国を食わせる ほか) |