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商品説明
関ヶ原の戦いに前後して、徳川支配下に入った戦国大名は、その後「外様」大名として生き抜く道を選択した。彼らはたびたび取り潰しや国替えの危機にさらされたが、たとえば前田家は将軍家との婚姻政策に奔走し、津軽家は藩士1000人の大リストラを断行、また相馬家は「子ども手当」で人口を増やそうとすることで乗り切る。こうして幕府の理不尽な要求に耐え抜き、密かに国力を蓄えた一部の元・戦国大名家のエネルギーが、明治維新で爆発し、日本近代化の礎となったのだ。外様大名40家、哀切と雌伏の江戸250年史。
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収録内容
1 | 第1部 戦国大名から外様大名へ(織豊政権期のパラダイム転換 |
2 | 江戸幕府のシステムに縛られた外様大名) |
3 | 第2部 外様大名40家の江戸250年(陸奥国弘前藩・津軽家 |
4 | 陸奥国盛岡藩・南部家 |
5 | 陸奥国三春藩・秋田家 |
6 | 陸奥国仙台藩・伊達家 |
7 | 陸奥国中村藩・相馬家 ほか) |