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近世文学・伝達と様式に関する私見

濱田啓介/著

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発売日 2010/12/04 発売
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仕様

商品番号NEOBK-894715
JAN/ISBN 9784876989430
メディア 本/雑誌
販売京都大学学術出版会
ページ数 433

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

伝達とは言語の本質の謂であり、言語構造物としての文学の文学たる所以はその様式にある。読本研究の第一人者にして、文体論・様式論を駆使したユニークな論考でも知られる著者が、中世軍記から御伽草子・読本・浮世草子・浄瑠璃本・滑稽本・歌集まで膨大な文献を比較横断して論じる。角川源義賞受賞作『近世小説・営為と様式に関する私見』の姉妹編となる著者渾身の論集。

関連記事

    収録内容

    1 中世における造本について
    2 出版と文字の歴史
    3 板行の仮名字体-その収斂的傾向について
    4 『生玉万句』以前の大阪刊本を疑う
    5 近世後期における大阪書林の趨向-書林河内屋をめぐって
    6 近世小説本の形態的完成について
    7 編次考
    8 『南総里見八犬伝』の口絵・挿絵における芝居絵的考察
    9 ある詞章論-古浄瑠璃慣用表現に関して
    10 雨月春雨の文体に関する二三の問題
    11 文体論試論-言表提示の周辺
    12 『三木章』とは何か
    13 『絵本太閤記』と『太閤真顕記』
    14 家臣〓(くん)拾譚-水滸伝受容作品に結合する日本的要素について
    15 読本における恋愛譚(ロマンス)の構造-読本文学様式論のために
    16 滑稽本概説
    17 幕末の写生歌

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