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商品説明
いま、日本社会の労働をめぐる状況はいかなる課題に直面しているか。本書は、個人化する労働社会の中で、失われつつあるコミュニケーションや労働者どうしの関係性といった問題をめぐって、従来の研究史をたどるとともに、処方策として「ワーク・ライフ・スキル」概念を提示しつつ、実証的に論じる。
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収録内容
1 | 第1部 仕事と生活の研究史(「仕事と生活」研究史-経済的貧困から中流階層の時代 |
2 | 労働社会の個人化と「関係性の貧困」の時代-一九九〇年代後半~二〇〇〇年代の仕事と生活の諸相) |
3 | 第2部 職業生活とワーク・ライフ・スキル(習慣的能力としてのワーク・ライフ・スキル |
4 | ワーク・ライフ・スキルの効用と階層性 |
5 | ワーク・ライフ・スキルと過重労働 |
6 | 定年後の社会参加とワーク・ライフ・スキル |
7 | 学校から職業生活への移行とワーク・ライフ・スキル |
8 | 個人化する労働社会と関係性の構築) |