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商品説明
電話一本で、ネットのワンクリックで、老舗の鍋セットや地方の旬の野菜、海産物が手に入る時代。それは便利だけれど、ホントにそれでいいのでしょうか?一晩寝かせたお芋の煮っころがし、土瓶で淹れた番茶、風にあてた干し豚の滋味…日常の中にあるおいしいものたち。お金では決して買えない味がある。自分の身の回りにある買えない味の数々を綴ったエッセイ集。第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。
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収録内容
1 | 朝のお膳立て(箸置き-「戻る場所」をつくる |
2 | 白いうつわ-磁器か、陶器か ほか) |
3 | 買えない味(指-かぶりつく直前の味 |
4 | レモン-ひとたらしの衝撃 ほか) |
5 | キレる力を!(注ぎ口-ぴしゃり、キレる力を |
6 | 調理スプーン-もうひとつの掌 ほか) |
7 | 機嫌のよい一日(買い物かご-無駄を省こう |
8 | 木の弁当箱-柔軟な"うつわ"として ほか) |