商品説明
心のあり方やはたらきは、文化によってどのように異なるのか?なぜ心のはたらきに文化差が生まれるのか?こうした問いに対する答えを求めて過去20年間に急速に発展した文化心理学の成果を、北米と日本で活躍する研究者が解説した入門書。研究の網羅的紹介でなく、身体をもつ社会的な存在としての人間、意味の網の目にとらわれた文化的存在としての人間、という人間の社会性における二つの異なる側面に複眼的に迫る。
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収録内容
1 | 6章 世界観と思考-世界のとらえ方が心の働きに及ぼす影響(名誉の文化 |
2 | カテゴリーと家族的類似性 ほか) |
3 | 7章 世界観と知覚-ものを見るときの構えが私たちの知覚に及ぼす影響(錯視の文化差 |
4 | ウィトキンらの研究 ほか) |
5 | 8章 文化と言語-言葉の違いが心理プロセスに及ぼす影響(言語相対性仮説 |
6 | 助数詞の影響 ほか) |
7 | 9章 文化と制度-文化は私たちがつくるもの(生態環境が生みだす文化 |
8 | 知の伝承アプローチ ほか) |
9 | 10章 「生き方の科学」としての文化心理学-学問的発展のための二つのアプローチ(文化的存在としての人間、社会的存在としての人間 |
10 | 人間の総合的理解に向けて ほか) |
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