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商品説明
金石文や正倉院宝物など既知の書の名品から、木簡・墨書土器に残された無名の人々の手になる文字まで、これら肉筆の文字資料は時代の特徴としての書風をそなえ、時に書き手の息遣いを伝える墨継ぎの跡をも残す。「書」という視点からの史料分析を唱道してきた著者が、書の有り様を通して古代日本の文化と社会を照らし出す。
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収録内容
| 1 | 第1章 「もの」に託された文学(稲荷台古墳の「王賜」銘鉄剣 |
| 2 | 朝鮮出土の銀象嵌鉄刀銘-刻まれた吉祥句 ほか) |
| 3 | 第2章 文字を書く人々(発掘された則天文学 |
| 4 | 最古の万葉仮名文 ほか) |
| 5 | 第3章 書と文字の周辺(法隆寺四天王光背の銘文 |
| 6 | 東大寺大仏の造立と木簡 ほか) |
| 7 | 第4章 海をわたる文学(敦煌遺書と日本の古写本 |
| 8 | ペルシア文字とソグド文字 ほか) |
| 9 | 第5章 古代の文字世界 |
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