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商品説明
ポスト工業化にともなう都市空間の分極化を回避すべく、日本の福祉レジームをどのように再構築するのか。欧米の住宅・雇用政策からその方策を読み解く。
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収録内容
1 | 序章 ポスト工業化時代における都市の変容と労働・住宅政策(都市経済の変容と新たな労働。住宅政策 |
2 | 欧米における住宅手当-住宅配分、所得分配との関連で |
3 | 積極的労働市場政策、ワークフェア、住宅手当) |
4 | 第1章 新自由主義のもとで深刻化する社会的排除-ニューヨークの再生と居住危機(脱工業化によるアメリカ大都市圏の変容 |
5 | ニューヨーク大都市圏の変容と「都市再生」 |
6 | 退行するニューヨーク市のホームレス対策) |
7 | 第2章 ボトムアップによる社会的包摂への制約条件-マンチェスターにおけるインナーシティ再生(UDCによるインナーシティ問題への対応-トリクルダウン |
8 | NDCによるインナーシティ問題への対応-ボトムアップ |
9 | アーバン・ルネッサンスからNDCを評価する |
10 | 社会的排除へのマクロ的な対応1-労働市場への包摂 |
11 | 社会的排除へのマクロ的な対応2-住宅市場への包摂) |
12 | 第3章 リベラルへと変容する保守主義レジーム-ハルツ改革下のベルリンと「社会都市」(労働市場改革にともなう住宅手当の変容 |
13 | 「場所」の問題としての社会的排除 |
14 | ベルリンにおける社会都市の実践と制約条件 |
15 | ソーシャル・ミックスを維持するオランダのワークフェア) |
16 | 第4章 脆弱化する日本型ワークフェアとその再編-東京における都市再生と社会的排除の空間化(「新しいセーフティネット」の日本的特徴 |
17 | 雇用と住宅のセーフティネットを超えて) |