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商品説明
日清戦争や義和団戦争に敗北した清朝は、改革を試みながらも求心力を失っていった。そして、多様な国家像が相克するなか辛亥革命により中華民国が誕生するも、新たな国家像の模索は続いた。列強による「瓜分の危機」の下で、「救国」の考えが溢れ出し、さまざまな近代への道が構想された三〇年を、国際関係の推移とともに描く。
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収録内容
1 | 第1章 救国と政治改革(日清戦争 |
2 | 「瓜分の危機」 |
3 | 変法・自強) |
4 | 第2章 王朝の維持と「中国」の形成(義和団戦争と辛丑和約 |
5 | 光緒新政と近代国家建設 |
6 | 知識人の「中国」と「近代」) |
7 | 第3章 立憲君主制と共和制(立憲君主制の模索 |
8 | 集権と分権 |
9 | 辛亥革命と中華民国の成立) |
10 | 第4章 中華民国の国家構想と袁世凱政権(袁世凱政権の成立 |
11 | 第一次世界大戦と対華二一カ条要求 |
12 | 一九一〇年代の社会と経済) |
13 | 第5章 国際社会の変容と中国(国際社会のなかの中国 |
14 | ソ連の出現と社会主義の受容 |
15 | 二つの中央政府と聯省自治 |
16 | 孫文の死と北京政府の崩壊) |