本/雑誌
米・百姓・天皇 日本史の虚像のゆくえ (ちくま学芸文庫)
網野善彦/著 石井進/著
1210円
ポイント | 1% (12p) |
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発売日 | 2011/01/08 発売 |
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商品説明
日本とはどんな国なのか、なぜ米が日本の歴史を解く鍵なのか、通史を書く意味は何なのか。きわめて枢要でありながらも、これまであまり語られてこなかった興味深い問題の数々。先鋭的な現代日本史学の泰斗、網野善彦、石井進が、古代律令制から明治時代に至るまでを、エキサイティングに、そして縦横無尽に語りつくす。対談形式のため、高度な内容であるにもかかわらず、読者にも理解しやすく、読み進むにつれ、この日本という国の真の姿が眼前に立ち現われてくる。今までイメージされてきた国家像や、定説とされていた歴史観に根本的な転回を迫る衝撃的な書。
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収録内容
1 | 第1章 通史を書く意味 |
2 | 第2章 なぜ「米」なのか |
3 | 第3章 支配者はなぜ「米」に固執するのか |
4 | 第4章 天皇と「米」 |
5 | 第5章 「百姓=農民」は虚像か |
6 | 第6章 倭国から日本へ-国号の問題 |
7 | 第7章 農本主義と重商主義 |
8 | 第8章 差別・被差別はどこからくるか |
9 | 第9章 歴史のつくる虚像-まとめ |