著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
十一世紀、聖地エルサレムの奪還をはかった十字軍。そして中世、ヨーロッパ北方をめざす、もう一つの十字軍があった。教皇の名のもと、異教徒を根絶すべく残虐のかぎりを尽くすドイツ騎士修道会を正当化した思想とは何か?ゲルマンとスラブの相克から大航海時代までも展望し、ヨーロッパ拡大の理念とその矛盾を抉り出す、サントリー学芸賞受賞作。
関連記事
収録内容
1 | プロローグ 映画『アレクサンドル・ネフスキー』が語るもの |
2 | 第1章 フランク帝国とキリスト教 |
3 | 第2章 ヴェンデ十字軍 |
4 | 第3章 リヴォニアからエストニアへ |
5 | 第4章 ドイツ騎士修道会 |
6 | 第5章 タンネンベルクの戦い |
7 | 第6章 コンスタンツの論争 |
8 | エピローグ 「北の十字軍」の終焉とヨーロッパのグローバルな拡大 |