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商品説明
日本人にとって「気」ほど自明な精神現象は他にない。「気」にまつわる豊かな言語表現をとりあげ、「気」がいかに日本人の自我意識、対人関係、さらには天皇制の問題と深く関わっているかを、フロイト、ラカンの精神分析理論を背景に中井正一、和辻哲郎、竹内好、山本七平、土居健郎、木村敏などの鋭い考察を通して日本人の心の深層に迫る。
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収録内容
1 | 第1章 「気」-日本語と中国語 |
2 | 第2章 「気」と欲動-「気」がはやる |
3 | 第3章 「気」と「心」 |
4 | 第4章 「気」と心の病-「気」が狂う |
5 | 第5章 「気」と自我 |
6 | 第6章 「気」の集団心理学-「空気」と同一化 |