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商品説明
日本製品の名声と信頼は-同様に日本の品質管理についても-1990年代においても持続したといってよいであろう。しかし、周知のとおり1999年から2002年にかけて品質に関わる事故や不祥事が多発し、それ以降も続いた。しかも、それらの事故や事件の大半は従前のものとは異なった性質で、多数の顧客や、そして社会的にも大きい影響を及ぼすものであった。なぜ品質に関わる事故が多発するようになったのであろうか。本書はそれらに対して、品質管理の歴史に学ぶことが肝要なのではないか、との問題意識をもとに執筆したものである。
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収録内容
1 | なぜ品質管理の歴史と向かい合い、学ぶのか |
2 | 第1部 日本への品質管理の導入と展開(品質管理の学習・導入とその指導者 |
3 | 全社的品質管理への展開 |
4 | PDCAサイクルの成立と波及 |
5 | 全社的品質管理における方針管理 |
6 | 日本的生産システムと全社的品質管理) |
7 | 第2部 米英企業を主とした品質管理の展開(1980年代以降のアメリカ企業の品質管理 |
8 | 1980年代以降の英国製造業の品質管理 |
9 | 戦後ヨーロッパにおける品質管理の普及活動) |