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商品説明
昭和天皇・宮中勢力、官僚、在外邦人は外交・戦争にいかに関わったのか。中国・フィリピンというアジア国家は戦犯裁判にいかに関わったのか。戦後の日本はいかなる戦争認識・軍事戦略をもつにいたったのか。多角的・実証的に「日本近現代の戦争と平和」を論ずる。
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収録内容
1 | 第1部 戦前・戦中(台湾行啓における皇太子裕仁の「笑顔」 |
2 | 宮中勢力による社会経済問題への対応-昭和恐慌期を中心に |
3 | 満州事変期天津における対日ボイコット運動と日本居留民 |
4 | 「大東亜建設審議会」論-戦時期の「自給圏建設」をめぐって |
5 | 米国海軍太平洋艦隊の日本空襲と艦砲射撃-第三艦隊の沖縄戦から敗戦まで) |
6 | 第2部 戦犯裁判(国民政府のBC級戦犯裁判-その意図と限界 |
7 | 中華人民共和国の戦争犯罪裁判と「自筆供述書」-日本軍の毒ガス戦を中心に |
8 | 忘れられた東京裁判フィリピン判事-デルフィン・ハラニーリャ判事の生涯) |
9 | 第3部 戦後(アジア冷戦史のなかの沖縄返還-「ニクソン・ドクトリン」と沖縄返還の連関 |
10 | 空襲体験の記録運動 |
11 | 東富士演習場と地域社会-占領期の基地問題) |