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本/雑誌

志賀直哉の「家庭」 女中・不良・主婦

古川裕佳/著

3520円
ポイント 1% (35p)
発売日 2011/02/25 発売
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仕様

商品番号NEOBK-928022
JAN/ISBN 9784864050197
メディア 本/雑誌
販売森話社
ページ数 325

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

志賀直哉の小説には、なぜ女中や不良が描かれるのか。女中や不良は、家庭という平凡な小説の舞台を、その境界領域から撹乱し、サスペンスに満ちたものに変えてしまう。同時代評や初出誌の広告なども参照しながら、志賀直哉の中期作品を丹念に読み直す。

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    収録内容

    1 中期作品の課題
    2 家族という拘束、家庭という広がり-「大津順吉」から中期作品へ
    3 女中は軍人と結婚すべきか-「佐々木の場合」
    4 時任謙作とその時代-連載小説としての「暗夜行路」
    5 「種々の異性」を求めての「暗夜行路」-『改造』連載中の新聞広告を手がかりに
    6 文壇小説としての「邦子」-妻の死を収奪する「私」
    7 見出された「心境小説」-「焚火」
    8 見せ消ちの色と欲-「菰野」
    9 女中という装置-志賀直哉「大津順吉」・里見〓(とん)「君と私と」・佐藤春夫「或る男の話」
    10 「変態」としての「不良」-谷崎潤一郎「肉塊」・里見〓(とん)「多情仏心」
    11 ラヴレター、取扱注意-「暗夜行路」の軟派不良
    12 研究主題・研究方針・研究展望

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