著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「行く人におぼろ月夜はあたたかし」(作者不詳)とは…日本人の心で読み解く聖書。天地創造から失楽園、そしてカインとアベルの弟殺しの物語まで。聖書の凝縮ともいうべき旧約聖書・創世記1~4章を、練達の英文学者が、内村鑑三や遠藤周作に連なる、日本人の心で信じるキリスト教を求めてやさしく読み解く。
関連記事
収録内容
1 | 神の無より創造されし初日の出-神による無からの天地創造と神の愛‐創世記一章1節 |
2 | 腰かがめずば真実つかめぬ大地かな-真実、真理、事実‐再び創世記一章1節 |
3 | 神ありき混沌の闇に吹く霊の風-天地創造と闇と光‐創世記一章2節 |
4 | 初日の出連山襟を正しゅうす-光、植物、動物そして人間の誕生‐創世記一章1節~二章4節前半 |
5 | 神に似て造られし人や誰を待つ-神は言われた、「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう」と‐再び創世記一章1節~二章4節前半 |
6 | 鯉のぼり風の心のままに生き-「主なる神は、鼻に命の息を吹き入れられた」‐創世記二章4後半~17節 |
7 | 振り仰ぐ天に一つの柿もみじ-天地創造の完成と神の愛‐創世記二章8~25節 |
8 | 土器の銀河に刻む開拓史-人間は神の愛の結晶である‐創世記一~二章 |
9 | 恥多き憂き世や富士に鰯雲-蛇と女の誘惑問答・恥と恐れと罪の姿‐創世記三章1~7節 |
10 | 恥と罪背負いて生きるや蛇の春-あなたはどこにいるのか‐創世記三章8~24節〔ほか〕 |