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商品説明
膨大な建築作品を残し、93歳で没した建築家村野藤吾。戦前の主要な作品を、図面や写真を併せて細部に至るまで検討し、論文・講演を手がかりに、作品に塗り込められた秘密を解き明かす。村野作品を追い続けてきた長谷川堯による村野研究の集大成。
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収録内容
1 | 渡辺節建築事務所への就職と村野の修業時代 |
2 | 渡辺節作品の中の村野藤吾 |
3 | 「動きつつ見る」、欧米への独立直後の旅で見たもの |
4 | 「森五商店」と、その他の最初期作品 |
5 | 「大阪パンション」をめぐる思惟の周辺 |
6 | "ロシア構成主義"との結びつき-「中島商店」と「キャバレー赤玉」 |
7 | 宇部の「渡辺翁記念会館」に見る構成主義の手法 |
8 | 講演「日本に於ける折衷主義建築の功禍」が投げかけた波紋 |
9 | 大阪「そごう百貨店」と神戸「大丸百貨店」の差異 |
10 | 「ドイツ文化研究所」への特別な想い |
11 | 「叡山ホテル」と大和の民家を繋ぐもの |
12 | 「中山悦治邸」から「中山半邸」への展開 |
13 | 関西建築階の先輩たちの仕事を追って |
14 | 「村野自邸」に塗り込められたもの |
15 | 村野藤吾の出自と「藤吾」への転進 |