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商品説明
史料的価値の見直しを経た既存の文献資料を用い、古代語から近代語への過渡期の変化に富む中世語を、音韻・語彙・語法や、文字の使用法などから抜本的に検討・考察してゆく。
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収録内容
1 | 序章 中世日本語研究の意義と方法 |
2 | 第1章 語義・語形変化(形容詞「いか(厳)し」の消長-「いかめし」「いかめい」との関連から |
3 | 語義変化に関する考察-動詞「たく(長・闌)」について ほか) |
4 | 第2章 語法史(副詞「ふつに」「ふつと」考 |
5 | 副詞「かま(構)ひて」は「かま(構)へて」の音転か ほか) |
6 | 第3章 文字・表記(半井本『平治物語』の漢字の用法について-名詞語彙を中心に |
7 | 半井本『平治物語』の用字法-借字表記を中心に ほか) |
8 | 第4章 鶏肋(日本語資料としての説話集-『発心集』の語彙を中心として |
9 | 『発心集』のことば-中世語としての和語を中心に ほか) |