本/雑誌
非行臨床の新潮流 リスク・アセスメントと処遇の実際
生島浩/編著 岡本吉生/編著 廣井亮一/編著
3080円
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発売日 | 2011/06/17 発売 |
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商品説明
非行少年の「立ち直り」において蓄積されてきた臨床の知と、社会的要請に対する根拠に基づく説明責任の間で、非行臨床は岐路に立たされている。「理解しがたい非行」をアセスメントし位置づけながら、同時にそのレッテルを「ぼかし」、社会の中に少年の居場所を作り出さなければならない。発達障害への配慮が一般化し、法社会化が進歩するなか、本書には非行臨床に課せられたこの「モニター」機能と「リハビリテーション」機能の相克への新たな回答が集められている。
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収録内容
1 | 第1部 ジャスティス・クライエントへの心理・福祉的アプローチ(ジャスティス・クライエントへの「司法臨床」の展開 |
2 | 知的障害のある非行少年への司法と福祉の協働した対応-オーストラリア・ビクトリア州の処遇実践の適用可能性 |
3 | 障害のある非行少年の司法手続と処遇について-法的観点から |
4 | 矯正施設における知的障害者の処遇) |
5 | 第2部 精神/発達障害と非行・犯罪臨床におけるリスク・アセスメント(非行リスクとしての障害と関連問題 |
6 | 学校における問題行動への対処と非行予防 |
7 | 触法・低年齢少年の非行の特徴-事例のメタ分析によるケースフォーミュレーションのモデル化 |
8 | 非行少年の当事者モデルによるアセスメント) |
9 | 第3部 非行臨床の新潮流(非行臨床モデルの意義と課題 |
10 | 非行からの離脱とは何か-離脱にいたる心理プロセスモデルの提案 |
11 | 矯正教育の新潮流 |
12 | 非行少年の地域生活支援に向けて-沼田町就業支援センターにおける保護観察処遇) |