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商品説明
いまも世界を震撼させ続けている福島第一原発の事故。世界屈指の地震国である日本に、これほど多くの原発が作られることになったのはなぜか。エネルギーの安定供給という錦の御旗のもと、霞が関の覇権をめざす通産省・経済省の「野望の道具」として使われてきた日本の原子力発電の軌跡を、多数の官僚・業界関係者への取材をもとに生々しく描く。
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収録内容
1 | 第1章 吹き飛んだ野望(建屋とともに喪失した未来 |
2 | 冷戦構造のなかで産声をあげた日本の原子力 ほか) |
3 | 第2章 夢のエネルギーの隘路(原子力が渇望された時代 |
4 | 原発大国アメリカの「事情」 ほか) |
5 | 第3章 「環境覇権」という伏線(ロンドン条約をめぐる迷走 |
6 | 「ガチガチで、どうにもなりませんよ」 ほか) |
7 | 第4章 政策マフィア(原発候補地になった村 |
8 | 原発がもたらす莫大なカネ ほか) |
9 | 第5章 キャスクという悪夢(見切り発車の代償 |
10 | 狙われた無人島 ほか) |