商品説明
仏像や仏画、そして聖教などの寺院伝来の文化財は、それを伝えてきた人々の信仰や祈りを背景に、いまここに存在している。平安時代の創建より、いまに至るまで仏法を伝え、その文化財の伝承・保存に力を注ぐ醍醐寺。その信仰と歴史に焦点をあて、これからの文化財との共存のあり方を再考する。研究者・文化財保有者・行政機関ほか、文化財に親しむ者すべてに必読の書。
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収録内容
1 | 祈りのかたち-醍醐寺の文化財(醍醐寺文化財の伝承・保存の心 |
2 | 文化財を護る心の育成 |
3 | 醍醐寺の文化財-聖教奥書の情報 |
4 | 醍醐寺文書から読み解く中世の社会 |
5 | 醍醐寺文化財統合システムの機能と課題) |
6 | 祈りのこころ-醍醐寺の仏法と歴史(遍智院成賢の教説と聖教-聞書・口決・抄物 |
7 | 中世醍醐寺の修法と教相 |
8 | 南北朝の動乱と醍醐寺-主に報恩院隆舜を通して |
9 | 三宝院門跡と「修験道之管領」 |
10 | 醍醐寺三宝院満済・義賢と南都) |
11 | パネルディスカッション 醍醐寺の歴史と文化財 |