アーティスト/キャスト
商品説明
激動の1970年代前半、シンガポールから世界に打って出たサイケデリック・ポップ・バンドの幻の音源が遂に日本初上陸! ザ・ビートルズ、バッドフィンガー、ザ・ホリーズ、ザ・ゾンビーズらに連なるポップ・ヘリテイジの隔世遺伝が生んだ知られざる至宝がいま明かされる! シンガポールはイギリスの植民地だったことからカルチャーが流入。1960年代にギター・バンド・ブームが勃発したが、そんな中から登場したのがオクトーバー・チェリーズだった。彼らは自国での成功に加えて、イギリスやオランダへの進出を図る最初のバンドのひとつとなる。ただし音源の違法コピーや長髪禁止法によって大きな打撃を被った彼らは仕切り直し。ベルギーに活動拠点を移し、トラックの名義で活動することを決断する。ジェイ・ショータム (ヴォーカル、ベース)、ピーター・ディアス (ギター)、リチャード・カーン (ドラムス)の3人はオクトーバー・チェリーズ時代のリメイクを中心にしたアルバム『サプライズ、サプライズ』 (1974)を発表。バンド自らのレーベル"バール・レコーズ"からリリースされた本作はシンガポールの隣国でより大きな音楽市場であるマレーシアのチャートでヒットし、ヨーロッパ諸国のマレー系コミュニティでも人気を博した。1960年代のマレーシアで流行した"ポップ・イェー・イェー"の流れを汲むサウンドを基調としながら、ギターやシンセサイザーのレイヤーを重ねてサイケデリックに接近。「サプライズ、サプライズ」ではロック・テイストを加味し、「ブロークン・チェアー」ではストリングスをシンセでシミュレートするなど、1970年代ならではのコンテンポラリーな音作りを取り入れている。さらに彼らはイギリスに向かい、コール・トラック名義で『ワン・ファイン・デイ』 (1976)をレコーディングする。新曲オリジナルの数々に加えて「ワン・ファイン・デイ」「レイ・ダウン・ユア・ラヴ」「ディス・イズ・ア・ラヴ・ソング」などのセルフ・カヴァーを収録。伝説の"アビー・ロード"スタジオでミックス、"パイ"スタジオでマスタリングしたことで、ロック&ポップの"本場"であるイギリス の精神を吸収。同じ曲であってもよりベーシックなアレンジで曲の根幹を露わにしている。メンバー達はシンガポールに戻り、オクトーバー・チェリーズとして活動を再開。ジェイ・ショータムは2019年に亡くなったが、代表曲「ファー・アウェイ・ナウ」を筆頭に、今日でも世界で聴き継がれている。そんな彼らが世界に挑んだ時期の2作が半世紀を経て、遂に日本で初リリースされる。紙ジャケット仕様。
関連記事
収録内容
close


