ウトヤ島、7月22日

72分間、ワンカット。単独犯として史上最多の命が奪われた未曾有の無差別銃乱射事件を、想像を絶する緊迫感と臨場感で映像化! アカデミー賞(R)外国語映画賞ノルウェー代表作品選出作品『ヒトラーに屈しなかった国王』の名匠エリック・ポッペが膨大なリサーチを経て映画化。 ――2011年７月22日。数百人の学生が参加する島のサマーキャンプに突然銃声が鳴り響いた。未来を夢見た若者たちは、パニックに陥った悪夢のような状況下でどう考え動き、いかに生き抜こうとしたか。事件発生から収束までをリアルタイム・ワンカットで描き、観る者に事件を追体験させる衝撃作。惨劇の舞台となったのは、治安が安定した北欧の福祉国家として知られるノルウェー王国。午後3時17分、首都オスロの政府庁舎前で、ワゴン車に積み込まれていた爆弾が爆発。さらに午後5時過ぎ、オスロから40キロ離れたウトヤ島で銃乱射事件が発生した。犯人は排他的な極右思想の持ち主である当時32歳のノルウェー人だった。この事件は単独犯としては史上最多となる77人もの命が奪われ、ノルウェーにおける戦後最悪の大惨事となった。

映像特典: 監督来日時インタビュー、劇場予告編