ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

サンダンス映画祭監督賞・審査員特別賞 ダブル受賞! アカデミー賞作品賞受賞『ムーンライト』で世界の映画シーンで注目される映画会社A24とプランBが再びタッグを組んだ『ラストブラッドマン・イン・サンフランシスコ』。監督は、新鋭ジョー・タルポット。主演はタルポットの幼馴染でもあるジミー・フェルズ。変わっていく街・サンフランシスコで、ジミーが変わらずに心待ち続ける大切なもの。それは、家族との記憶が宿るたったひとつの居場所とたったひとりの親友。多くの財産を持たなくても、かけがえのない友がいて、心の中には小さいけれど守りたい大切なものを持っている。それだけで人生はそう悪くないはず・・・。そんなジミーの生き方が、観る者に温かい余韻を残す。そして、今回初めて長編作品の音楽を手掛けたエミール・モセリによるエモーショナルな音楽が心に響く。また、挿入歌「San Francisco (Be Sure To Wear Flowers In Your Hair)」も胸を打つ。