GuLuLi

音楽大学在学中から現代音楽に興味を持ち、スコアも自分で書ける才能を持った新しいタイプのシンガーソングライター・Ayako Itoのアルバム。今作はここ2年間書き溜めていたものの中から選ばれ、どれも淡い情感と精緻なアレンジをもとに自由なインプロヴァイズのかせを感じさせる秀逸さ。プロに安田芙充央を迎え、akimuseもボーカルで1曲参加。楽曲はどれも親しみやすい中にガラス細工のような繊細さを感じるイマジネイティブなもので、弦楽四重奏のスコアも自身の手によるもの。