ベートーヴェン: 交響曲第6番「田園」&ショスタコーヴィチ: 交響曲第6番 [Blu-spec CD2]

ドイツの名指揮者クルト・ザンデルリンクの三男で、現在ヨーロッパで熱い注目を集めている指揮者ミヒャエル・ザンデルリンクと名門オケ、ドレスデン・フィルとのソニー・クラシカルへのビッグ・プロジェクトの第1弾。父の音楽的素養を受け継ぐ伸びやかな音楽性に加え、チェリスト出身ならではの弦楽パートへの緻密な目配りの行き届いたフレッシュな音楽解釈、特に初期ロマン派までのレパートリーにおけるピリオド演奏様式を積極的に取り入れた独自のスタイルで、評価をぐんぐん高めつつある。 「西洋音楽の根幹の一つである交響曲の完成者とを終結者」ベートーヴェンとショスタコーヴィチの2人の交響曲全曲録音の端緒となる当アルバムは、それぞれの交響曲第6番2曲のカップリング。謎めいたショスタコーヴィチでは作曲家と親しかった人間ならではの慧眼が光り、自然の交換を歌いあげる「田園」では作品の持ち味を生かした演奏が聴きもの。 ■Blu-spec CD2 / 録音年: 2015年3月16日&17日、8月27日&28日 / 収録場所: ドレスデン、ルカ協会