ニューイヤー・コンサート2015

■毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界80カ国以上に放送され、4億人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる70年以上の歴史を誇り、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、そのチケットは世界一入手困難と言われている。 ■2015年の指揮者は、インド出身の巨匠ズービン・メータ (1936年生まれ)。1990年にニューイヤー・コンサートに初登場し、それ以来1995年、1998年、2007年と指揮、今年が5回目の登場。学生時代にアバドらとともに、ウィーンで名指揮者スワロフスキーに学んだメータは、ウィーン・フィルとも所縁が深く、定期演奏会や音楽祭、海外ツアーの常連で、堂々たる華麗なウィンナ・ワルツの世界を堪能させてくれること必至。今年はニューイヤー・コンサート史上初めて登場する作品が5曲含まれている。 ■鮮明な映像は、沢山の花で美しく彩られた黄金のホールで繰り広げられる音楽の饗宴を生々しく楽しむ贅沢を与えてくれる。 [録音] 2015年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールでライヴ・レコーディング予定