私を愛したスパイ

スウェーデンを代表するジャズシンガーとして北欧のみならず、ヨーロッパ、アメリカなどで国際的な活躍を続けるリーグモル・グスタフソン。その永年に亘る功績により2013年11月にスウェーデンで最も権威のある王立音楽院ジャズアワードを受賞。1997年から通算9枚のアルバムをリリース、この第10作目に当たる記念すべき最新作『Nobody Does It Better/私を愛したスパイ』は全作品にオーケストラを起用し、彼女を支えて来たピアノトリオとスウェーデンを代表するマグナス・リングレン、マックス・シュルツ、カリン・ハマー等のゲストプレイヤーを迎えた豪華な作品。単に贅沢で華やかなアルバムを作るということではなく、歌心が隅々にまで染み渡った繊細でしなやかなアルバムを作り上げる事に成功した。彼女の魅力が結実した代表作がここに完成。