無花果の森

逃げた女と、 追われる男。傷ついた心に実った 真実の愛。絶望の闇に落ちた男女が織りなす、深く切なく甘美なラブストーリー。 人気K-POPグループ「超新星」のリーダー、ユナクが日本映画に初主演し、直木賞作家・小池真理子の同名小説を映画化。ヒロインの泉役は、NHK連続テレビ小説「わかば」の原田夏希。『ホームレス中学生』『武士道シックスティーン』の古厩智之監督がメガホンをとった。――ジャーナリストを目指して日本へ留学するも、今は雑誌社でパパラッチとして働く韓国人青年ヨンホ(ユナク)は、世界的指揮者・新谷吉彦(三浦誠己)の、妻・泉(原田夏希)に対するDV疑惑を追っていた。そんなヨンホの突撃取材には平静を装う泉だったが、その直後、夫の暴力に耐えかね行方をくらます。寂れた町に流れ着き、老女流画家・天坊八重子(江波杏子)の家政婦に身をやつす泉。ある日、天坊に連れられ、ゲイのサクラ(小木茂光)が経営するバーを訪ねた泉は、そこでヨンホと思いがけない再会を果たす。彼もまた、ある罠に陥り逃亡の身となっていた。同じ境遇の2人は、次第に心を通わせていくが・・・。

「無花果の森」ナビ番組(約26分)〈主演をつとめる「超新星」のリーダー、ユナクに密着し、撮影中の真剣な表情だけでなく、合間のリラックスした様子なども紹介したBS-TBSで放映された特別番組を収録!〉