エリザベート 1878

ハプスブルク家最後の伝説的皇妃エリザベート。自由を渇望した彼女の知られざる心の軌跡。 日本でも宝塚歌劇団、東宝ミュージカルの大人気演目の主人公として広く親しまれているエリザベートの40歳になった1年間に光を当てた本作。史実に捉われない大胆かつ斬新な美術と音楽、自由奔放な演出で、「若さ」「美しさ」という基準によってのみ存在価値を測られてきた彼女の素顔を浮き彫りにする意欲作。監督・脚本はオーストリア映画界を代表する気鋭、マリー・クロイツァー。エリザベートを演じるヴィッキー・クリープスは、『ファントム・スレッド』や『彼女のいない部屋』など、欧米を股にかけて活躍する実力派。――1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは・・・。リバーシブルジャケット仕様 (予定)。[音声] ドイツ語・フランス語・英語・ハンガリー語 ドルビーデジタル5.1chサラウンド

特典映像: メイキング映像 (予定)