LIVE & DOCUMENTS DVD「THE THIRD ANTINOMY」

今年の2月には約3年半ぶりにリリースとなったアルバム「ANTINOMY」を発売し、3月からは全国41ヶ所を巡るツアーをスタートさせたBRAHMAN。タイトルの「ANTINOMY (二律背反)」とは、お互いに矛盾する2つの命題が、同等の妥当性の中で主張されるという意味を持つ。このライヴを見ても、結成14年目を迎えたバンドが身に付ける達観や安堵感は微塵もなく、凄まじく張りつめたステージがあるのみ。もがき苦しみ、悩み、それでも前に進んでゆく4人は、このツアーを通じて、どんな生き方を見出したのか。カメラはそんな彼らのツアー120日間2880時間に完全密着した。[Disc1]はTOUR「AUTONOMY」(3/10 ZEPP TOKYO～7/6 JCB HALL)、全国41公演に及ぶロングツアー、ホールクラスからキャパ100人程のライブハウスまで、まさに地を這うようなツアーの中、そこにあった様々な現実とドラマを映し出し、幻想ではない等身大のBRAHMANをも映し出したドキュメンタリームービーとなっている。[Disc2]は7月6日に行われたTOUR「AUTONOMY」 FINAL at JCB HALLを収録。偶然なのか、必然なのか、度重なるアクシデントから生まれた奇跡のライヴ。「失敗したって何回でもやるよ、ありがとう」ライヴでは殆ど口を開かないTOSHI-LOWが最後に言い放った言葉に秘められた意味とは? ツアーのクライマックスに相応しい、長く語り告がれるであろう伝説のライヴを完全ノンカット収録。