Volume, Contrast, Brilliance... Sessions & Singles Vol.1

[Cherry Red Records名作復刻シリーズ] インドの血を受け継ぐフロントマンのビドとギタリストのレスター・スクェアを中心に1978年1月に結成されたポスト・パンク/ニューウェイブ・バンド。さまざまな音楽性を咀嚼した不思議なポップ感と独特のサウンドはネオ・アコースティック、ギター・ポップの祖とも言われ、ラフ・トレード、ディン・ディスク、プレ、チェリー・レッド、ブランコ・イ・ネグロ、エルといったインディの名門レーベルを渡り歩きながら数々の名作を残した。85年にいったん解散したのち90年に再結成。98年には2度目の解散を迎えるも2008年に再々結成し、2018年には結成40周年の節目を迎えている。『ボリューム、コントラスト、ブリリアンス』1983年5月にリリースされた彼らの初期を総括するかのようなコンピレーション・アルバム。ラフ・トレード時代のシングルや別テイク、未発表曲、ラジオ・セッション、1度目の解散後に発表されたビドのソロ音源までもが纏められており、曲間にはラジオ出演時のMCやCM、インタビューの様子も挿入。単なるレア・トラック集に留まらず、裏ベスト・アルバムのような作品としていまもなお多くのファンから愛され続けている名盤。紙ジャケット仕様。