零号

4thアルバムとなる本作は、機械と人間の関係について警鐘を鳴らしている。機械や人工知能が当たり前に人間生活に入り込み管理するようになった昨今、人間は安易に自身の生活に機械を受入れ人工知能が提示した情報を信じる。それは、人間の思考停止、無関心、怠惰であり愚かさではないだろうか。ピノキオピーは、人間が持つ儚い美しさをを機械であるボカロと人間である自身の歌声が融合したスタイルで表現している。収録楽曲は、動画共有サイトへ投稿した人気楽曲を含む12曲入り。公開動画の累計再生回数は1,500万回を超え、自身がこれまで発表したアルバム史上最も人気楽曲を含んでいるアルバムとなっている。また、ナナヲアカリへの提供楽曲「おばけのウケねらい」、JR東日本駅構内NewDays/KIOSKにて展開された＜ナツキタ2018北海道フェア＞キャンペーンソング「Mei Mei」、ボーナストラックには、dwango社より発売された初音ミク10周年アルバム『Re:Start』書下ろし楽曲「君が生きてなくてよかった」を収録。