マリオネット さんのレビュー
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TVアニメ「少女終末旅行」オープニングテーマ: 動く、動くチト (CV: 水瀬いのり)、ユーリ (CV: 久保ユリカ)人生とはつまり動くこと
動く、動くは凄く元気が出る曲ですね。たとえ世界がどんな状況でも人生がどんな状況でも、動くのをやめるというのはそれはもう生きることの否定になってしまう。だから昨日を忘れたくても明日が怖くても動くしかない。それが結局は生きることなんですね。人生とは何かというのは難しい問題ですが、少なくとも終わりが来るまで動き続けるものであることは確かだと思います。この曲の歌詞がそれを示していますね。本当に良い曲です。
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ストライクウィッチーズ劇場版主題歌コレクションアニメ同じ曲をみんなが歌う!
劇場版の主題歌を登場人物のほとんどが歌うという、ある意味凄い企画のアルバム。同じ曲を何度も聞くわけになるのですが、やはり歌う人、つまり声優さんによって歌唱力や歌い方がまるで違うので、同じ曲なのにどれも新鮮で良かったです。やはりベテランの人は美味いですね。一番はバルクホルンかな。パワフルでかっこ良い。サーニャだけ息遣いを消さずに残して入れたのは制作側が分かってるなあと感心しました。あのウィスパーボイスに息遣いは必須ですよね。
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The Howlin' Wolf Album
ハウリン・ウルフThe Howlin' Wolf Albumハウリン・ウルフこれぞブルース。ウルフの名は伊達じゃないブルース界の伝説的存在だったハウリン・ウルフ。ウルフの名称は伊達ではなくまるで地獄から響いてくるような唸り声はまさにウルフの名にふさわしい。彼の歌声は常に私の魂を揺さぶってくれる。ブルースらしい気だるい感じの曲にひたすら唸る曲の数々。まるで厳しい現実に対して必死の抵抗をしているかのようだ。ハウリン・ウルフの中でも名盤中の名盤。これぞブルースであり魂の叫びだ。
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MESSAGEMONGOL 800濃厚なメッセージの詰まった名盤
古いアルバムではありますが今でもモンゴル800の決定版といってもいいアルバム。どの曲も素晴らしく歌詞がストレートで心に響いてくるものがあります。シンプルなリズムにストレートな歌詞はどこかしらブルーハーツを思い出させてくれました。メッセージのタイトルに偽りなし。どれも濃厚なメッセージの詰まった名盤になっています。
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figma 艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 時津風出来は良いのだが価格がおかしい
出来はかなり良くてなによりあれだけキャラがいるなかで時津風を出しれくれたこと自体は嬉しいです。ただ何故か定価が異常なほど高い。何か特別な付属品がついているわけでもなく、むしろ付属品が少ない方です。どこかコストがかかった部分があるようも見えないので不可解ですね。安ければ買いといった感じで他人に薦めにくいのが残念です。
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MAKING THE ROADハイ・スタンダードこれぞロック。これぞハイスタ
このアルバムがハイスタにハマるきっかけになりましたね。最初はレンタル店でレンタルしたのですがあまりに良くて即効で購入したのを今でもよく覚えています。1曲1曲は短めなのですがどの曲も濃くてパンチがあるんですよね。これぞロック。といった感じでとにかくかっこいいと感じましたし今聞いても色あせない名曲揃いです。ハイスタ入門者にもオススメの1枚
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COWBOY BEBOP オリジナルサウンドトラック2 No Disc [廉価盤]シートベルツボーカル中心でじっくり聞かせる名曲揃い
アニメカウボーイビバップのサントラの第2弾。こちらは第1弾とは違い挿入歌が多く入っています。もちろん挿入歌の方も菅野よう子の作曲。どれも良い歌ばかりで聞き惚れます。ノリノリだった第1弾とは違い、今回はじっくり聞かせる曲が多いです。菅野よう子の曲作りの幅の広さがよく分かるアルバムでもあります。原作を見てなくても聞く価値のある曲ばかりです。
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装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 6 [最終巻] [Blu-ray]アニメ一応まとめた感はあるが…
一応幻影編としては、まとまった終わり方だったとは思います。ただ今後がどうなるか分からない状態で終られたのは…まだまだ続編に期待していいのであればこの終わり方でも全くかまわないのですが現状続編が出る気配が無いので、これでボトムズシリーズが最後となるのは勘弁して欲しいですね。何か1話だけでも続きの話が欲しいです。
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永世七冠羽生善治のすべて (マイナビムック 将棋世界Spec 愛蔵版)日本将棋連盟将棋だけでなく日本の歴史に残る快挙
永世七冠&国民栄誉賞ということで今回は愛蔵版。まさに今までの集大成の1冊となっています。主に過去のものを集めた感じですがそれだけでも羽生善治という棋士がいかに超人的な人物かがよく分かります。この人を超える人物は現れるのでしょうか?歴史的瞬間に立ち会えてこういう本を手にできたことが本当に嬉しいです。将棋ファンなら絶対買っておきましょう。
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GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR- [通常版]ゲームストーリーがメイン。いよいよ大詰め
正直言ってストーリーモードがメインです。前回と並ぶ大ボリューム。長く続くギルティシリーズもこれで一区切りという内容。色々な真実が分かる集大成ですね。格闘部分はキャラは増えたものの、基本は前作と同じ。ただ追加して欲しかったキャラが追加されたのは嬉しい限り。追加でブリジットとかは…ストーリー上関係無いから難しいかなあ…でもジャムも本当にチョイ役だったし
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未来少年コナン Blu-rayボックス [Blu-ray]アニメ師弟唯一のTVアニメにして傑作中の傑作
大塚康生&宮崎駿の師弟コンビ。この師弟コンビでは地上波で唯一の作品。とにかくキャラクターが生き生きとよく動く。壁を垂直に上ったり現実離れした動きはこの頃から健在。ストーリーも非常に奥深く練り込まれていて既に宮崎駿の非凡な才能が見える傑作。宮崎駿には映画だけでなくもっとTVアニメを多く作って欲しかったとこの作品を見るたびに思う。
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機動戦士ガンダム MS IGLOO HGUC 1/144 EMS-10 ヅダヅダはゴーストファイターではない
不安定なエンジンゆえに正式採用をザクに譲ったヅダですが、正直デザインはザクよりずっと好みですね。そのかっこ良さが存分に味わえるプラモです。MS初期の頃なのでMS感が薄く別の作品のロボットを作っている感覚。適度にガッシリした体型はバランスがとれていて、これでエンジンさえしっかりしていればなあ…と残念でなりませんね。ザクはザクでかっこいいのですが、やはりこの良さはヅダならではです。
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ストリートファイターV [通常版]ゲーム対戦は凄く楽しいのだが…
ゲームシステム自体は凄く良くなりました。なので対戦自体は楽しいのですが…何故か使えるキャラが少しずつ増えていく小出しの方式。これは得策とは言えないですね。あとキャラのデザインが大幅に変わってイメージが変わりすぎているのもどうかと思います。確かに前作からシステム変更だけではつまらないですが、今回はやりすぎた感はあります。でも対戦はやはり楽しいです。
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GUILTY GEAR Xrd -SIGN- [通常版]ゲーム3D格闘ゲームの新境地
まさか続編が出るとは思ってなかったです。しかも進化どころか格闘ゲームの新しい世界を切り開いての復活。システム自体は今まで通りですがグラフィックが凄い。一見2Dに見えて全部が3D。なので今まで2Dでは出来なかったあらゆることが可能になっています。ストーリーモードも全部3D。凄すぎる。特に一撃必殺技はどれも必見。かつて滑らかな2Dアニメーションで驚かせたギルティギアが今度は滑らかな3Dアニメーション。まさに最先端の技術をひっさげて帰ってきました。
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イノセンス [Blu-ray]アニメ押井守の最後のアニメ映画にして集大成
押井守の最後のアニメ監督作品。押井守はこの作品でアニメで出来る事は全てやったと言ってアニメ界から姿を消した。そして言葉通りの内容になっている。今までの押井守の集大成が詰まっている。人間に限りなく近いロボットとロボットに限りなく近い人間。人とロボットの違いはどこか。そもそも人間の定義とは何なのか?何故人間は自分達に似せたロボットを作るのか?昔の人の言葉を大量に使った押井節が満載。理解出来なくて良い。この作品にも出てくる言葉のように理解とは概ね願望に基づくものなのだから。均一なるマトリクスの裂け目にその答えはあるのかもしれない。
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魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 通常版 [Blu-ray]アニメ映画を考慮しても凄まじい作画レベルの高さ
時間的にストーリーはかなり割愛されて正直終盤にかなり時間をかけた構成に変更されている。その代わり作画は凄まじい出来の良さ。特に新コスに合わせた新変身シーンは気合い入りすぎて驚愕するレベル。音楽はTV版も十分良かったけどこっちはこっちでかなり良い。デバイスは声優さんじゃないから仕方ないけどもっと喋って欲しかったかな。
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魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st [通常版] [Blu-ray]アニメ戦闘シーンだけを集めた感じで作画が凄い
日常的な部分をカットして戦闘部分だけを集めたような構成に変更。ゆえに映画と言えど動く、動く。凄まじい作画だしTV版とはまた違う演出も良い。特にSLBは断然こっちの方が良いね。コスチュームやデバイスデザインもリニューアルされているので新鮮味があって良かった。最後がやや駆け足気味なのは時間的に仕方ないか。
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魔法少女リリカルなのは Blu-ray BOXアニメ魔法少女の概念を大きく変えた傑作
魔法少女の概念を覆した画期的な作品。魔法でひたすらドンパチ戦うシーンは圧巻の一言。作画も凄く良くて音楽も盛上げてくれる。バリアジャケット、デバイスといった概念がこれまでの魔法少女物とは全く違い、よりバトル物っぽい設定になっている。まさに新時代の戦うための魔法少女の誕生だ。中でもSLBは衝撃の一言。まさに桃色の魔導兵器。
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魔法少女リリカルなのは A's Blu-ray BOXアニメまさに正統続編
前作の正統続編という感じでストーリーもしっかりしていて良い。前作よりもさらに戦闘シーンが多くこの作品の本領発揮といった感じ。相変わらず作画も安定していて音楽も良い。何気にバルディッシュが最も喋る作品でもある。他でももっと喋ってくれてもいいのに。柿原ボイスのドイツ語デバイスもかっこ良い。デバイスデザインの良さはこの作品の大きな魅力の1つ。
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ジョジョの奇妙な冒険 46 (ジャンプコミックス)荒木飛呂彦/著出しな…テメーの…キラークイーンを
ジョジョ、ひいては荒木飛呂彦の上手いところは敵がいつも強くてかっこいいところだ。どんな敵でも強い信念の元で戦っている。だから芯があるしそれが主人公の方を引き立てるしバトルも盛り上げる。この巻なんかまさにそれだ。やっぱり敵が良くないと物語は面白くはならないと改めて感じたし、荒木先生の上手さを感じた。