ティアマト さんのレビュー
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ダイヤのA act2 4 【通常版】 (週刊少年マガジンKC)寺嶋裕二/著エースの自覚と覚悟
4巻は沢村が先発した春日一高戦、続く準決勝までの準備期間、そして準決勝・市大三高戦序盤のせめぎ合いが収録されています。相変わらずどの話も内容が濃くて面白いです。 春の選抜、巨摩大藤巻高・本郷正宗との投げ合いでエースの自覚と覚悟とエゴに目覚め始める降谷、それに負けじと食らいつく沢村。両投手、バッチバチでアツいです。4巻の見所は沢村が自分の武器として磨きをかけているクセ球・ナンバーズを披露する回。今後どのような投手に成長していくのかワクワク感にあふれています。初見では取れないカットボールって・・・どんだけキレてるんだ。 新一年生もだんだん個性やクセが出てきていて、いい味をだしてきていますね。 夏の甲子園も終わって高校野球は一段落しましたが、ダイヤのAはまだまだアツい。準決勝の市大三高戦はどのような結果になるのか。5巻が待ち遠しいです。
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君の名は。 [通常盤]RADWIMPS大ヒット中の映画の主題歌・劇中歌集
大ヒット中の映画「君の名は。」の音楽全般を手掛けたRADWIMPSの主題歌・劇中歌集。歌詞があるのはオープニング「夢灯籠」、劇中で使用された「前前前世 (movie ver.)」「スパークル (movie ver.)」、そしてエンディング「なんでもないや (movie ver.)」の4曲。どの曲もイントロやサビが印象的で聞けば映画のシーンが思い出されてくる。「前前前世」はPVも公開されているので気になる方はぜひ視聴を。RADWIMPSは「有心論」のころよく聞いていたが、最近ちょっと疎遠なっていた。久々に聞くと「夢灯籠」、「前前前世」のイントロのギターの疾走感はラッドならではで懐かしい気持ちになった。あとはラッドが売れ始めたころから言われていましたが、今回の曲はますますバンプに似てきたなーという気がした。声が似てきているのもあるが、特に「なんでもないや」の歌詞は聞くと頭の中でバンプの「時空かくれんぼ」がみえかくれしていた(笑)RADWIMPSのメンバーはバンプのファンらしいのでこういうこともあるのかな。曲はどれも素晴らしいですが、27曲中歌詞入りが4曲で3000円はちょっと高いかなーということで☆4にした。ただ、繰り返しになるが曲はどれも素晴らしい。特にお気に入りの「夢灯籠」「前前前世」のリピートはしばらく続きそうだ。
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ソラニンアジアン・カンフー・ジェネレーション青春時代へのフィードバック
いつ以来だろか、アジカンのエモーショナルな曲を聞いたのは。『崩壊アンプリファー』や『君繋ファイブエム』で感じた青さや焦燥感をアジカンの楽曲から久しぶりに感じることができた。歌詞はマンガ原作の浅野いにお氏のものだが、完全にアジカンのものにしている。特にサビの歌詞と、シャウトの相乗効果が凄まじく頭にこびりついてはなれない。気がつくと「ソラニン」をループして聞いている自分がそこにいる。 10代後半から20代前半にかけての青さや焦燥感が見事に表現された楽曲。オススメです。 原作のマンガを読んでから聞くと一段と歌詞の世界、楽曲の持つパワーを感じることができるだろう。