AORとはパンクやメタルのようなラウドなロックではなく大人向けの洗練されたロックです。音楽的には大半がソウルミュージックの影響を受けていますが、スタイルは様々でボッサ、カントリー、ジャズ寄りな楽曲もあり、ほとんどがアメリカ西海岸産。完成度の高い尖鋭なアレンジと演奏がそれまでのポップスと一線を画しています。
70年代末から80年代にかけてがブームのピークでした。特に日本では大変な盛り上がりで、アメリカでは無名なシンガーも日本で先にヒットするという現象もあったぐらいです。
ブームが去った後でもその音楽性はポップミュージックの中に引き継がれています。ここ数年、日本で話題のポップバンドの多くはその影響が顕著に見られます。

本シリーズのコンピレーションもリリース!

選曲・監修はAOR評論の第一人者、金澤寿和氏なので間違いなし!ジャケットのイラストレーションは、大瀧詠一『A LONG VACATION』などで知られるイラスト界の巨匠・永井博氏の新作書き下ろし。

こちらはDJ OSSHYによるノンストップAORミックス。全20~25曲収録予定。

2017年第2弾予約受付中です

AORを感じる書籍

都会や郊外で展開する小粋なショート・ストーリーで流れる素晴らしき音楽達。
AOR名盤100枚が登場し秀悦なディスクガイドになっている。

AORが流れる映画

1982年の湘南を舞台にした青春映画。ホイチョイらしい細かいこだわり。1991年に作られた1982年を描く映画を2016年に見るというのもまた良いかも。それにしても皆さん若い!