センチメンタル・バリュー
■第78回カンヌ国際映画祭<グランプリ>受賞ヨアキム・トリアー監督作品。長女・次女・父・女優の四角関係が織りなす物語。思い出・記憶・トラウマなど、様々な感情が絡み合い、愛と憎しみがぶつかり合う人間ドラマを繊細に描いています。主人公を演じたをレナーテ・レインスヴェ始め、ステラン・スカルスゲールドやエル・ファニングといったキャスティングも素晴らしい映画。
ANORA アノーラ
■第77回カンヌ国際映画祭<パルムドール>受賞ショーン・ベイカー監督作品。勢いだけで突っ走る恋愛映画かと思ったら、笑いも痛みも現実感も全部むき出しで刺さってくる。主人公アノーラの強さと危うさが最高で、テンポの良い会話劇なのに後半どんどん胸が苦しくなる大人向けの青春映画。アカデミー賞では最優秀主演女優賞に輝いたマイキー・マディソンの体当たり演技も見どころ!
関心領域
■第76回カンヌ国際映画祭<グランプリ>受賞ジョナサン・グレイザー監督作品。観る人の視点によって価値や意義が大きく変わる、非常に不思議な作品です。ある家族が楽しく過ごす生活を見せられているのに、なぜか異様な緊張感が漂います。目で追う生活風景よりもじつは耳で追う生活風景がその緊張感の根源であることに気づいたとき、背筋が凍りつくんです。
逆転のトライアングル
■第75回カンヌ国際映画祭<パルムドール>受賞リューベン・オストルンド監督作品。セレブとモデルだらけの豪華クルーズが、だんだん地獄絵図になっていくブラックコメディ。金・美貌・権力の“強さ”が、状況ひとつで簡単にひっくり返るのがめちゃくちゃ皮肉で面白い。極限の状況で人間の本性はむき出しになる!笑えるのに後味はかなりほろ苦いけど、誰かと語りたくなる映画。
TITANE/チタン
■第74回カンヌ国際映画祭<パルムドール>受賞ジュリア・デュクルノー監督作品。狂ってるのに目が離せない映画が観たいならコレ!ボディホラー、サスペンス、家族愛が全部ぐちゃぐちゃに混ざってるのに、最後はなぜか泣ける。かなり痛くて不穏だけど、映像と音楽のセンスが抜群で、一度観たら絶対忘れられないタイプの作品。
