小西康陽ワークス
昨年発表された小西康陽スタジオ録音としては初のボーカルアルバム「失恋と得恋」が待望のアナログ化。
ピチカートファイブの楽曲って実はこんな歌詞が素敵だったんだなと思える素晴らしいアルバムです。
ほかにも、ふかわりょう,のん、とのロケットマン復活など話題と多い小西康陽が携わったオススメ楽曲を5つチョイス!
吉村由美 / V・A・C・A・T・I・O・N (1997)
PUFFY2人97年に発表した、1人1枚でソロ2枚組アルバム「ソロソロ」から由美ちゃんのV・A・C・A・T・I・O・Nをチョイス。
楽しげ60sサーフィンロックでピチカートファイブとも少し違う感じがグッドです!
「きっとたぶん今のうち!」
小泉今日子 / cdj (1989)
キョンキョンがクラブミュージックに傾倒していた80年代後期の楽曲。この曲を紹介するために小西康陽ワークスをテーマにしました。
DJでもちょこちょこ使用される女性ボーカルハウスの名曲です。
キョンキョンにも小西さんにもあまりハウスの印象はありませんが、アレンジが練られたトラックはとても冷ややかでクールです。
「あなたの大切なレコード割っちゃった。あなたには「お気に入り」かもね。私にはうるさいだけのゴミ」
デートでレコード屋に行ってしまう皆様、お気を付けください。。。
bice / スニーカー (1998)
90年代に舞い降りたウィスパーボイスの歌姫、biceによるベットルームポップ傑作。
直接的なプロデュースではありませんが、小西さんフェイバリットミュージシャンとして知られ、biceが2010年に逝去して以降、小西さんのラブコールでアナログ化がされました。
フレンチポップやボサノバ、ネオアコ、ソフトロック~サイケ、など様々なジャンルを消化したサウンドに、ノイジーなギターと気怠げレイジーボーカル。。!大推薦です。
中谷美紀 / 逢いびきの森で (1998)
坂本龍一プロデュース、大貫妙子など豪華な参加人を擁する、中谷美紀のファーストアルバムより小西康陽が編曲をした「逢いびきの森で」をチョイス。
上品なJAZZテイストかつ、一筋縄で行かないアレンジはまさに日本のセルジュゲンスブール。
矢舟テツロー / 惑星 (2023)
小西康陽のソロ・プロジェクト“PIZZICATO ONE”に参加した、ジャズピアニスト~SSW、矢舟テツロー2023年作。
小西康陽全面プロデュースのもと田島貴男フロント時代、第二期ピチカートファイブが残したソウルフルな渋谷系名盤をヒップなジャズで丸ごとカバーした逸品!
スウィンギンなJAZZアレンジ「惑星」必聴です!