クイーン・オブ・ポップ=マドンナが3年ぶりの新作『レベル・ハート』を3月11日にリリース。
今までのマドンナ、これからのマドンナ・・・類稀なる才能でショウビズ界に刺激を与え続けてきたマドンナのこれまでに公開された数々のビデオクリップから、オススメの作品で彼女の功績を振り返ります。
Rebel Heart=反逆心
前作『MDNA』から3年ぶりとなる新作。楽曲のリークなどの紆余曲折を経て、ようやく日の目を見ることに。EDMをベースにしたダンスサウンドからパーソナルな内面を歌う曲まで、”反逆心のある背教的な面と、ロマンチックな面の両方を見せる"多彩な楽曲で構成。プロデューサーとしてカニエ・ウエスト、ディブロ、ブラッド・ダイアモンドなどが参加。フューチャリング・アーティストにはニッキー・ミナージュ、NAS、マイク・タイソンなどが名を連ねています。
最新PV : Living For Love
新作からのファーストシングル。セクシーな闘牛士に扮し、神話上の生物「ミノタウロス」に化したダンサーたちと年齢を感じさせない相変わらずのキレキレダンスを披露。
マドンナ 歴代PV まとめ
Material Girl
1984年作品。2ndアルバム『ライク・ア・ヴァージン』収録。マリリン・モンローと比較されることが多かった
マドンナですが、このPVではモンロー出演映画「紳士は金髪がお好き」を彷彿させる
シーンが盛り込まれています。まだ幼さの残る顔立ちが印象的です。
Like A Prayer
1988年作品。4thアルバム『ライク・ア・プレイヤー』収録。代表作の1曲と言える作品ですが、燃える十字架をバックに歌うなど、過激なPVとしてカトリック教会などから非難を浴びた問題作です。この頃から宗教・政治・人権・セックスなどをテーマにしたPVが増えています。
Vogue
1990年作品。サウンドトラック『アイム・ブレスレス』収録。"ヴォーギング"ブームに火をつけた大ヒット曲。曲の派手さ、洗練されたダンスパフォーマンスとは裏腹に全編モノクロ映像。93年のツアー"ザ・ガーリー・ショウ"で披露されたこの曲のパフォーマンスは圧巻。
Rain
1993年作品。5thアルバム『エロティカ』収録。ダンサブルな曲が多いマドンナですが、本曲や「Crazy For You」「Take A Bow」などのバラード曲も多数ヒットさせています。
マドンナはめずらしく黒髪ショートヘアを披露しています。坂本龍一氏がディレクター役として出演。
Bedtime Story
1995年作品。6thアルバム『ベッドタイム・ストーリーズ』収録。ナイン・インチ・ネイルズやベックなども手がけた"ミュージックビデオ界の天才"マーク・ロマネク監督が、CGを駆使して壮大な"夢物語"を演出。幻想的な世界観を描いた本作品は、屈指の傑作PVです。
Ray Of Light
1998年作品。8thアルバム『レイ・オブ・ライト』収録。MTV VMA"VIDEO OF THE YEAR"受賞。四つ打ちのダンスナンバーをバックに、軽快なマドンナのダンスとめまぐるしくも当たり前な1日の風景が超高速早回しで展開されます。
Hung Up
2005年作品。10thアルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』収録。デビューから20年を経て、世界40か国で1位を獲得した曲。落馬事故で左腕を骨折し、PVでは黒三角巾で腕を覆っているシーンも。極めつけはピンクのレオタード。撮影当時47歳!
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