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デッドプール


マーベルの人気シリーズ『X-MEN』のスピンオフに位置付けられている映画ですが、私情に走りまくった主人公が好き勝手大暴れしまくるという、ステレオタイプな勧善懲悪のヒーローものとは一線を画した作品です。

復讐を果たし、自分の大切な人との未来を取り戻すために奮闘するストーリーは、シリアスな展開になる場合がほとんど。しかし、如何せん主人公であるデッドプールがノリが軽く、チャラい言動が多く、更にはしれっと観客側に語りかけてくるので、なかなか深刻には受け止めさせて貰えません。

ただ、アクションシーンの迫力は満点。チャラく下衆な発言が多い分、ギャップも凄いです。派手ではないですが、少し泥臭い肉弾戦・銃撃戦が個人的にはとても好き。結構エグイ描写が多い、プラス下衆なセリフがてんこ盛り、なので見事にR指定ですが、何故か定期的に見たい衝動に駆られる中毒性のある作品です。

ズートピア


映画館に2回見に行きました。個人的には、それほどお気に入りの作品。中だるみすることなく進むストーリーは本当に時間を忘れさせてくれます。

ウサギの新米警官ジュディとキツネの詐欺師ニックがある事件を解決し、夢を追いかけるという王道ストーリー。子供から大人まで楽しめるのは、やはり王道だからこそ。

基本的には楽しく鑑賞できますが、ただそれだけでなく、所々考えさせられたり身につまされたりする場面もあるのがこの作品の深いところ。夢を追いかけ続ける事の難しさや、追うことを環境が許さない現実。平等を掲げる都市に実在する差別問題。弱いものが数という力を得て、強いものを虐げているようなシーンもありますが、そうした描写は中々に衝撃的です。現実世界でもままあることなのだろうなぁと。

『ズートピア』は、ただの娯楽作品ではなく、様々なメッセージが込められた作品なのです。

・・・と小難しい事を書いてしまいましたが、動物たちは可愛かったりカッコよかったり、ジュディとニックのやり取りが微笑ましかったりと、キャラクターを見ているだけでも十分楽しめます。込められたメッセージも、ネガティブなものではなく、ポジティブなものなので。

因みに、劇中にナマケモノが登場するのですが、そのシーンは劇場で必ず笑いが起こっていました。シリアスとコメディがいいバランスで混在している所も、この作品の魅力の一つです。

X-ファイル 2016


全6話のミニシリーズながら、およそ13年ぶりにあの伝説の『X-ファイル』がテレビに帰ってきました。旧作をすべて見ていた身としては本当にうれしい限り。

前シリーズより引き続き参加したお馴染みのスタッフやキャスト。特典映像で見られる彼らの再集結の様子は、まるで同窓会のよう。今回のシリーズが気心の知れた仲間たちと共に和気あいあいと、しかしプロフェッショナルに製作されたことがはっきりと窺われます。

新たにお目見えしたエピソードも、そんな和やかな雰囲気をなんとなく反映しているようです。なので、劇中にノスタルジーを感じることもしばしば。そしてそして、もはや恒例と言ってもいいかもしれませんが、いかにも『X-ファイル』らしい、シリーズラストのあの豪快な投げっぱなしっぷりといったら・・・。

つまりあれって、“シリーズ続編決定!”の遠まわしな告知ってことなのでしょうか? どうにも気になるところですが、それが近いうちに現実になることを祈りつつ、これから3度目の鑑賞に入りたいと思います。

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