商品説明
日本で古くから描かれてきた妖怪画。不安や畏れといった心象に深く根ざしているにもかかわらず、なぜか日本の妖怪画は恐くない。むしろ生き生きと陽気で、愛嬌たっぷりなのだ。時代の大きな転換期に盛んに描かれてきた妖怪画は、現代を生きるわたしたちの目にいかに映るだろうか。「百鬼夜行絵巻」をはじめとした妖怪絵巻物15本、序文:辻惟雄/特別対談:辻惟雄×板倉聖哲を収録。
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収録内容
1 | 序 妖怪画はどこから来たのか?(妖怪画の系譜(辻惟雄) |
2 | 描かれた妖怪-その祖型をめぐる(辻惟雄×板倉聖哲)) |
3 | 第1章 妖怪たちが行く(百鬼夜行絵巻-大徳寺真珠庵 |
4 | 百鬼夜行絵巻(百鬼ノ図)-国際日本文化研究センター ほか) |
5 | 第2章 妖怪絵巻を読む(酒呑童子絵巻-國學院大学図書館 |
6 | 稲亭物怪録-広島県立歴史民俗資料館 ほか) |
7 | 第3章 妖怪博物館(化物づくし絵巻B 湯本豪一コレクション |
8 | 化物づくし絵巻A 湯本豪一コレクション ほか) |
9 | 巻末付録 妖怪カタログ |