商品説明
日本では古くから描かれてきた妖怪画。不安や畏れといった心の闇に根ざした妖怪画の歴史は、日本人の心性の歴史でもある。本書では文化が熟爛した江戸時代中期から、時代が揺らぎはじめる後期、そして激動期の幕末から明治初期に描かれてきた妖怪画を約150点収録。
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収録内容
1 | 第1章 妖怪なんて怖くない(鳥山石燕ー『画図百鬼夜行』ほか |
2 | 北尾政美ー『夭怪着到牒』 |
3 | 勝川春英ー『異摩話武可誌』 |
4 | 葛飾北斎ー『北斎漫画』) |
5 | 第2章 絵師たちの百鬼繚乱(喜多川歌麿ー「化物の夢」 |
6 | 葛飾北斎ー「百物語お岩さん」ほか |
7 | 歌川広重ー「平清盛怪異を見る」ほか |
8 | 伊藤若冲ー「付喪神」 |
9 | 高井鴻山ー『雨中妖怪図』ほか |
10 | 歌川国貞ー『七変化壱本足(芝居絵)』ほか |
11 | 歌川国芳ー『頼光公舘土蜘作妖怪図』ほか) |
12 | 第3章 妖怪画の文明開化(月岡芳年ー「新形三十六怪撰源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」ほか |
13 | 河鍋暁斎ー『暁斎百鬼画壇』ほか) |