ヘリテージJAPAN
日本は、トリビアとサプライズに満ちた世界に誇る観光地。《ヘリテージ=近代遺産》をテーマに、歴史的・文化的角度から、失ってはならない日本独特の文化と風景にスポットを当て、トラベラーの視点から「ニッポンを再発見」する“こだわりの映像”シリーズ。東京 隅田川下町クルーズ

その昔、水の都ともいわれた東京――吾妻橋、両国橋、そして勝鬨橋まで近代遺産の名物ブリッジを潜る「隅田川クルージング」と、浅草、柳橋、日本橋、築地、佃島など隅田川流域に今なお残る下町情緒風情と歴史遺産を巡る。
京都 水と桜の千年百景

豊かな水の恵みに支えられ、長きに渡る歴史を紡いできた都・京都。千年の記憶を宿す、数々の寺社仏閣と、街中の随所を彩る様々な種類の桜。日本の美意識の原点にして、和の文化の礎が築かれた日本の原風景を辿る旅。
長崎 異国建築群

鎖国の時代、日本で唯一つの世界との玄関口だった長崎。幕末の開港より、一躍、歴史の表舞台に躍り出たこの街は、日本の近代化に欠かさない独自の文化を形成する。その異文化の記憶残る異国建築が立ち並ぶ街並みを辿る旅。
軍艦島 廃墟の迷宮

戦時下の1945年。国内最大級を誇った、鉄筋コンクリート造の画期的な集合住宅、その呼び名は「65号棟」。僅か0.063平方キロメートルという限られた土地にひしめき合うように、それら数字で管理された建物が立つ炭鉱の島・軍艦島。1974年の炭鉱閉鎖から40年。当時の人々の生活がそのまま残る捨てられた島を辿る旅。