作家はペンと原稿用紙で、ディランはギターと五線紙で...

ディランはそれまでの恋愛や日常生活が主題だったポピュラーミュージックの世界に自分の想いを持ち込んだ。それは、革命的なことだった。
彼独特の人生観、社会への眼差しが直接的な表現ではなく暗喩や提喩を散りばめた文学的な詩に綴られている。そうした言ってみれば曖昧な表現は受け手に無限の想像、解釈を許す事になる。それが時代を超えて評価される理由なのだろう。

音楽のベースになっているのはカントリー、フォーク、ブルースなどいわゆるアメリカ・ルーツ・ミュージック、そのシンプルな音楽性のため色褪せない。

ディランの作品はいつの時代にも受け入れられる普遍性を持っている。

ボブ・ディランの本

あえてディランの音楽を聞く前に彼に関する本を読んでみるのもいいかもしれない。大勢の人が語ってますよ。

ボブ・ディランの音楽

久しぶりの人も初めての人も。オススメ8枚。