Verve(ヴァーブ)は1958年に設立されたアメリカのジャズ・レーベル。ジャズ・レーベルとしては後発になりますが、創設者のノーマン・グラントは1940年代からコンサート&レコード・プロデューサー、レーベル・オーナーとして活躍していました。
彼が新たに設立したヴァーブでは、以前から付き合いのある、オスカー・ピーターソン、ビリー・ホリデイ、チャーリー・パーカー、レスター・ヤング等のビッグ・ネーム達のレコーディングが実現しました。彼等のリーダー・アルバムだけでなく共演アルバムも人気を呼びました。
1961年にグラントはレーベルをMGMに売却、メイン・プロデューサーにクリード・テイラーが参加します。スタン・ゲッツのボサノヴァアルバムなどヒット作をリリースしていきました。テイラーは1967年に独立、CTIを設立します。
その後はカタログ販売のみになりしばらく新譜はリリースされない時期が続きますが、1990年代以降、ベテランや新人が次々に参加し新録音の新譜も発売されるようになります。また、GRPレコード、インパルス等のジャズレーベルがヴァーブと統合しジャズ界をリードするレーベルへと躍進し続けています。

コンピレーション

Blue Note、Verve、Prestige、Riverside、impulse!などなど名門ジャズレーベルの代表曲ばかりをコンパイル。3枚組の各ディスクはピアノ・ジャズ、モダン・ジャズ、ヴォーカルとテーマがあり解説も充実。これからジャズを聞く方にもジャズファンにも納得の内容。

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