ザ・ポーグス / ニューヨークの夢 (1988)
ロック史上最高の飲んだくれ、シェイン・マガウアン率いるアイリッシュ・パンクバンド、ポーグスによるクリスマス、クラシック!
日本ではあまり馴染みがありませんが、イギリスでは1位2位を争うクリスマス定番曲。
内容は、若い頃、夢を追いアイルランドからニューヨークへ移住した夫婦が、夢に敗れ、年を老い、過去を回想し互いに相手を罵りながらも相手を愛しているというものです。
寒い季節にじわっと沁みる、ハッピーだけじゃないクリスマスナンバーです。
山下達郎 / クリスマス・イブ (1983)
日本を代表するクリスマス大定番曲!
2024バージョンも発表されるとのことで、こちらもチョイス。
元々はアルバムの中の一曲として隠れて名曲的にファンに愛される1曲でしたが、88年にcmソングに起用され、そこから全国民おなじみの曲になりました。
「雨は夜更け過ぎに~」のフレーズに代表される切ない情景が浮かぶ歌詞。
オールデイズ愛に溢れるシンプルながら洗練されたメロディ。こだわり詰まった1人多重コーラスの職人気質伝わるアレンジ。
改めて聴くとやっぱり最高だなと思わせてくれる大名曲です。
バンド・エイド / ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(1984)
エチオピア飢餓救済のため、イギリスとアイルランドのロック/ポップス界のスターが集結したチャリティ・スーパーグループ「バンド・エイド」。
80年代を代表する1曲であり、クラシック・クリスマス・ヒットとなった「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」をチョイス!
2004ヴァージョン、2014ヴァージョンとして、その時代その時代のトップアーティストによって歌い継がれている名曲です。
個人的にはアンダーワールドや、シネイド・オコナーが参加した2014年版バンドエイド30がお気に入り。
ウィーザー / ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス (2008)
2025年に来日も予定される、「永遠の泣き虫ロック ウィーザー」のクリスマスEPからのセレクト!
クリスマス大定番ナンバーも、ウィーザーにかかれば最高の泣き虫パワーポップに早変わりです。
元々はiPod Touch、iPhone用アプリゲームのサントラでしたが、楽曲の良さからゲームファン以外からも反響が大きく、16年越しにフィジカルで発売されます!
オルタナファンへのクリスマスプレゼントに!
ジョン・レノン / ハッピー・クリスマス (戦争は終った) Happy Xmas (War Is Over) (1971)
ジョン・レノンとオノ・ヨーコによって書かれたクリスマス・ソング名曲。
プロデュースはフィル・スペクターが担当し、30人の子供たちによるバッキングコーラスの箇所など彼らしいフォールオブサウンドが堪能できるナンバーでもあります!
当時アメリカが関与していたベトナム戦争に対する抗議でもありました。